趾間型水虫になってしまったときの対処法とは?
2019年10月16日水虫といえば多くの方がイメージするのが趾間型水虫、何しろ足の指と指の間といえば汗が溜まりやすい場所なのです。ならないためには自宅に帰ってからのフットケアをする際に、そこも忘れずに綺麗に洗ってあげるしかありません。普段から指と指とがくっつきあうことのないように5本指靴下を履くのも効果的です。
とはいえもしも発症してしまったら、他の水虫と同様に抗真菌薬を使って治療に専念しましょう。趾間型水虫もクリームタイプを使うことが多いはず、何しろぱっくりと割れてしまった患部にはローションタイプは刺激が強すぎたりもします。数ヶ月の治療期間を頑張っていれば、かゆみの症状も治まり徐々にきれいになっていくはずです。
角質増殖型が乾燥型と呼ばれるなら、趾間型水虫は湿潤型に属します。指のまたの部分がジュクジュクとしてくるのです。とはいえ突然にジュクジュクになるわけではなく、まず初めは足の指の間の皮膚が赤くなるのです。むずむずとしたかゆみの症状を伴うので、どうしても掻き毟ってしまうでしょう。そのうちに白くふやけて皮がむけてきますが、そうなると特にかゆみはひどくなります。そして掻き毟った結果、ただれて液が出てきてぐちゅぐちゅになるというわけです。乾燥型よりも湿潤型の方がかゆい分日常生活への影響が出やすく不便かもしれません。おもいっきり掻き毟りたくとも、革靴やブーツを履いているとそれを脱いでというわけにもいかず、仕事中にも気になって仕方の無いことでしょう。ただ、かゆみがあるからこそ早くに病院に行く方も多く早期発見早期治療で治療期間が短くなるといったメリットはあります。できればグジュグジュになる前の初期段階・指の間が赤くなった辺りで気付いて治療を行いたいものです。
抗真菌薬を塗っているとかゆみは徐々に収まってきます。でもそれは白癬菌が活動を緩めたに過ぎずまだ潜伏はしているのです。強い症状が無くなったのでもう大丈夫と自己判断してしまい、再発する確率が高いのも趾間型水虫の特徴です。でもそれは完治とは言えないのだということを知って、きちんと最後まで治療するようにしましょう。完治後も足の指の間は高温多湿環境になりやすい場所なのですから、またならないためにきちんときれいに洗うようにしてください。5本指靴下は趾間型水虫対策にばっちりのアイテム、最近では可愛らしいデザインのものも多くなっていますから普段の生活にぜひ取り入れるようにしましょう。